一穂の一歩 ~イチホノイッポ~

大学を休学して世界一周をした自分の人生の歩みを書いています。バイク・旅・山登りなどアウトドアから日常の一部を書いていきます。ぜひ見ていってください!

インド旅 0日目 ヒッチハイク 後編

前編では大トラブルを起こして

パニックパニックな状態でした。笑笑

 

2台目の人に三方原PAに降ろしてもらった

のでそこからスタートです!

かなり小さなPAでして、

車の通りも多くはありませんでした。

時間かかりそやなーと思ってたら 

男女2人組の車がゆっくりと近づいてきて、

 

「乗って行きなよ!」

と軽く乗せてくれました^o^

幸いにもそこは高速道路の入り口にも

なっていたのでたまたま入ってきた瞬間

僕を見つけてくれたみたいでした。

 

2人は十数年ぶりに出会った会社の元同僚で

男の人は今もメーカーで働いてるそうで

仕事の帰りだったそうです。

 

俺「ピースボートで世界一周しました!」

男「僕の幼馴染がね、昔ピースボートのコックをやっていたんだよ!急な連絡が途絶えたと思って心配したんだよね笑笑」

俺「船の上電波通じないんですよ笑笑」

 

俺「インドに行くために東京へ行くんです!」

女「私1ヶ月間1人でインドに行ってましたよ」

俺「ホンマですか!?どんなやったか

教えてください!!!」

 

みたいに会話がめちゃめちゃ弾み、

話は将来何かしたいかに。

どんな仕事に就きたいかはまだないけど

ただ、今すごく興味があるのが

 

トイレ

 

なんです。

 

ある尊敬する1歳上の人と話しをして

た時なんですけど、

 

トイレのキレイさやったり、設備の充実さ

それはその土地の人々の幸せに

大きく繋がってるのではないか

 

世界中のトイレがキレイになれば

みんな幸せになるのでないか

 

個人の意見ではありますが、

僕の心には深く響きました。

日本のトイレはやっぱり素晴らしい。

便座はあったかいし

自動で洗浄、ウォシュレットもボタン1つで

簡単にできる。

僕たちには当たり前のことが他の国では

どうなっているのか、

今すごく興味が湧くんです。

 

っていう話を熱く語っていると2人も

一緒になって今の世界に仕掛けていけることを、熱く語ってくれました。

見ず知らずのヒッチハイカーと運転手が

こうやって熱く語れるんやとびっくりしました。

 

そうです、

トラブルなんてもう忘れてるんです。

いい意味で笑笑(詳しくは前編で)

 

4台目では昔から金遣いの荒い親に育てられ、

今も家族間、親戚間で肩身の狭い思いをして

ヒッチハイクを乗せるついさっき、家族と縁を切った女性の話も聞きつつ、

 

一緒に乗せてもらったもう1人のヒッチハイカーの男の子も、オンラインゲームで仲良くなった女の子とお互い好きになり、結婚まで考えていたのに、重い病気にかかり、結局一度も会えないまま、帰らぬ人になってしまって悲しみにくれてたが、変わりたくてヒッチハイクしてるという青年の話を同時に聞き、

 

人生うまくばっかしはいかんねや

ホンマにいろんな人がおるな

と思いました。

2人はその痛い気持ちを口に出したことで

別れる時には少しスッキリした表情だったので

僕もへこまずにいられました笑

 

もう時刻も夜9時をまわり、

人も少なくなってきた海老名SA

そこでなんと奇跡の再会が!!

 

スタート地点の吹田SAで一緒に頑張ろうと言いながら一瞬にして俺を裏切り行ってしまった

女の子2人組がいたんです!!!笑笑

ちょーーびっくり!!

 

彼女たちは海老名がゴールだったみたいで

まだゴールしてない俺に頑張れって、

なんと半熟卵付きのつくね棒を買ってくれました。優しすぎかよ。

 

 

初めてです、ヒッチハイクしてて人から何か

を買ってもらったのは。

なんとも言えない旨さがそこにはありました。

ただ食欲だけが満たされるのではなく

出会いと再会、その人たちの優しさに

触れ、心も満たされました。

 

 

それでもまだゴールはしてません。笑笑

最後の力を振り絞り、なんとしても

多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅へ!

と数少ない通行人に声をかけてたらやっと!

カップルにOKをもらい乗せてもらえました^ ^

 

住まいは23区内らしいけど特別に目的地の駅まで送ってくれることに。

なんと聞けば多摩市は東京ではない説を

聞きました、ほぼ神奈川やと。笑

(多摩市の人ごめんなさい笑笑)

ようやくついた頃には夜23:30でした。

日をまたがなくてよかった笑

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最後はにへいに迎えにきてもらい

お家であったかーい豚汁と焼鮭など

美味しいご飯までご馳走になり、

濃い1日が終わりました。。。

 

ようやくたどり着いた東京、

次なる目的地はインド、

ようやくスタート地点に立ったようなもの

果たしてどんな混沌がインドで待ってるのか

この時はまだ何も想像がつきませんでした。

 

とても長い文最後まで

読んでいただきありがとうございます。